患者さんのお薬を調剤しています。その際、同時に服用してはならない内服薬や、配合してはならない注射薬などがないかのチェックも行い、皆様が安全にお薬を使用できるようにしています。

入院時に患者さんが持参されるお薬は全て薬剤部内で識別を行い、服用されているお薬の把握をしています。

薬局には数百種類もの医薬品が在庫されており、その全てが光や温度など適切に保存されているか、使用期限は守られているかなどを厳しくチェックしています。

一般にDrug Information業務（DI業務）と呼ばれています。
医師や看護師など他スタッフからの医薬品に関する様々な質問に対し迅速な回答ができるように、医薬品情報管理室において情報の集積・整理に努めています。

患者さんのお部屋に伺って、お薬の効果や使い方などの説明をさせていただいています。お薬が安全に正しく使用されているか、効果は過不足なく現れているか、副作用などは出現していないか、使用する上で不安などはないか等、それぞれの患者さんごとにお薬の使用状況の情報を収集し、医師や看護師など他のスタッフへフィードバックしています。

治療に使用する抗癌剤は、抗癌剤調製室に設置してある安全キャビネット内で無菌調製をしています。

各病棟に専任の薬剤師を配置して、すべての患者さんのお薬投与状況の把握、医薬品の在庫管理、医師や看護師など他のスタッフからの問い合わせに対する回答、配薬に関する補助などの業務を行っています。