婦人科
診療内容・特徴
当院は婦人科専門病院として、女性のいろいろな症状(不正性器出血、下腹部痛、過多月経、月経困難症、不妊、更年期症状、貧血など)のご相談を承っています。疾患としては、子宮筋腫、子宮内膜症、卵巣腫瘍、子宮脱、子宮頚部異形成、その他更年期障害などを多く扱っています。また避妊(緊急避妊を含む）の相談も承っています。低侵襲手術(Minimally Invasive surgery)による早期回復～早期退院を目指しています。腟式手術はもとより、内視鏡を用いた腹腔鏡手術や子宮鏡手術を積極的にとりいれています。2020年は手術総数526例のうち、腹腔鏡下手術は347例(66％)、子宮鏡下手術101例(19%)、腟式手術58例(11%)、開腹手術20例(4%)でした。
手術入院の際はクリニカルバスを使用しており、たとえば腹腔鏡下手術のうち、卵巣良性腫瘍は4泊5日~5泊6日、子宮摘出では5泊6日のスケジュールになっています。
当院ではお産を扱っていませんが、妊娠初期の受診や相談は受け付けています。また不妊症に関しては、体外受精などは扱っていませんが、血液検査や、子宮卵管造影検査、精査のための腹腔鏡検査(PCOや子宮内膜症を含む)などは行っています。
